女性と健康

主な目的は、さまざまな方法を利用して妊娠の回数や時期をコントロールすることです。
一時的に妊娠を避けるための避妊法や、永久的に妊娠を避けるために行われる避妊手術など、各種の方法があります。それぞれの避妊法について、簡単に紹介します。
バリアー法は、精子の通過を阻止するバリアー型避妊具を用いて、精子が子宮に入ることを物理的に妨げる避妊法です。
コンドーム(男性用および女性用)、避妊用ペッサリー、子宮頸部キャップなどの種類があります。
経口避妊薬は一般に「ピル」とも呼ばれるホルモン剤で、卵胞の成長を止め、排卵を起こらなくさせます。プロゲスチンとエストロゲンを組み合わせた混合型のものと、プロゲスチンのみを含むものがあります。ピルはホルモンに作用するので、吐き気、頭痛、不正出血、倦怠感、乳房の張りなどの副作用が報告されています。
低容量ピルは、ホルモン量が少ないピルです。婦人科などで処方してもらいます。
※低容量ピルについてはこちらでも紹介しています。
妊娠を避けるために使われるホルモン剤には、エストロゲンやプロゲスチン(ホルモンのプロゲステロンに似た合成薬)などがあります
避妊用パッチはアメリカではポピュラーな避妊法で、エストロゲンとプロゲスチンを含む避妊用のパッチを肌に貼って使用します。避妊パッチから肌を通して、避妊用ピルと同様の黄体ホルモンや卵胞ホルモンが放出されるという仕組みです。ピルのように毎日飲むのではなく、週に1度貼りかえれば済む手軽さが人気のようです。
子宮内にポリエチレンなどでできた小さな器具を入れるIUD(腟リング)は、精子の移送、受精、着床を阻害する避妊法です。子宮内膜での避妊法のため、ピルなどのホルモンによる避妊のように全身への副作用がないのが特徴です。婦人科で挿入してもらいます。
避妊を目的としたホルモン剤の注射には2種類あり、医師などに腕または尻の筋肉に注射してもらいます。いずれも高い避妊効果があります。
緊急避妊は「モーニングアフター・ピル」とも呼ばれるホルモン剤を使用する方法で、避妊をせずに性交をした後や、使用していた避妊法が失敗した後(コンドームが破れた場合など)、72時間以内にホルモン剤を服用します。