意外に間違っていることも多い、プラセンタの情報。
渋谷DSクリニックの林博之院長が、じっくりと解説いたします。
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あのクレオパトラも使っていたプラセンタの歴史とは?

医学の父・ヒポクラテスが治療に使ったプラセンタ

プラセンタの歴史は非常に古く、西洋では紀元前より使われていたという記録も残っています。
たとえば、あのエジプト女王のクレオパトラなども、美容と若返りのためにプラセンタを使用していたといわれています。
また“医学の父”と呼ばれる古代ギリシャの医師、かのヒポクラテスがプラセンタを治療に利用していたと伝えられていますので、その有用性が2000年以上も前からずっと検証され続けてきた成分であるともいえるわけです。
中国では秦の始皇帝の時代にプラセンタが不老長寿の妙薬だったとも伝えられており、現代でいうアンチエイジングの発想がすでに紀元前にあったことをわたしたちに教えてくれます。

日本でも江戸時代にはすでに“秘薬”に配合されていたとも

中国だけでなく日本でもすでに江戸時代には秘薬に配合されていたそうですが、当時はヒトの胎盤を火であぶって乾燥させたものを、漢方薬のように用いていたようです。
滋養強壮の目的や女性ホルモンの分泌を促進して、豊かな胸に発育させる目的などにも使われていたという記録もあります。

治療法としては冷蔵したヒト胎盤を皮下に埋め込む「プラセンタ埋没療法」など組織療法といわれる治療方法が西洋から日本に伝わったのち、国内の医師たちによって治療法や注射製剤の開発が進められました。
こうして1950年代に誕生した注射薬が、更年期障害と乳汁分泌不全の「メルスモン」と、肝機能改善の「ラエンネック」の2つの注射薬なのですが、その後臨床的にもさまざまな症状・疾病への効果効能が検証されてきました。
ヒトプラセンタではなく、豚や馬のプラセンタに同様の治療効果があるかということになると、それはまた別の話。
サプリメントや化粧品に配合されるプラセンタエキスはあくまでも美容効果や健康効果を狙ったもので、特定の疾病に対する効果についてのエビデンスは、さらに臨床を重ねていく必要があるようです。

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