意外に間違っていることも多い、イソフラボンの情報。
跡見学園女子大学の石渡尚子先生が、じっくりと解説いたします。
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イソフラボンの摂取量の目安は?

健康食品からの過剰摂取に注意

食品安全委員会は2005年に1日あたりの大豆イソフラボン摂取目安量上限値を70mg~75mgとし、サプリメントや特定保健用食品などの健康食品から摂取する場合は1日当たり30mgを上限とするという報告を発表しました。
70mg~75mgがどのくらいの量かというと、豆乳であれば300cc程度、納豆であれば2パック程度で摂取可能です。
通常の大豆食品から摂取する分には、食歴もあり健康被害の報告もほとんどありませんが、大豆イソフラボンを強化した健康食品に関しては十分な食歴がありません。
長期間に渡って大量にイソフラボンの健康食品を摂取することが、女性ホルモンの働きに影響を及ぼす可能性も危惧されています。
イソフラボンを含有するサプリメントを摂取する際には、量を多く摂取すれば良いという考えは捨て、商品に定められた使用量に十分気をつけて摂取しましょう。
また、イソフラボンは一度に大量摂取するよりも、少量を複数回に分けて摂取し、血中濃度を安定させることが望ましいといわれています。

妊婦・乳幼児・幼児の摂取に注意

イソフラボンが持つエストロゲン様作用は、胎児の発育に影響する可能性が示唆されているため、妊娠中は健康食品からの大豆イソフラボンの摂取は避けた方がよいでしょう。
これは乳幼児や幼児にも同様のことが言えます。
納豆や煮豆など通常の大豆食品を適量食べるのであれば問題はありませんが、イソフラボンが強化してある健康食品を乳幼児や幼児が日常的に摂取することは推奨できないとされています。

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