意外に間違っていることも多い、しょうがの情報。
渋谷DSクリニックの漢方薬剤師 遠江佳世先生が、じっくりと解説いたします。
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しょうが(生姜)にはどんな効果・効能がある?

しょうがには健胃作用をはじめ、吐き気・頭痛の改善、抗菌・解毒作用など様々な効能があると言われ、普段の食事に使われることも多く、保存食としても使われてきました。
特に乾燥タイプのしょうがは体内の新陳代謝を活発にする働きがあるため、冷えからくる下痢や風邪、肩こり、腰痛等、様々な症状に効果があります。

胃腸の健康を守るしょうが

しょうがの辛味成分である「ジンゲロン」には健胃作用があります。
ジンゲロンによって唾液のジアスターゼ作用が促進され、胃液の分泌が活発になります。
胃液の分泌が活発になると、消化吸収がスムーズに行われ、胃腸の働きが活発になります。

その他にも「ジンゲロール」や「ショウガオール」は強い殺菌作用を持っています。
暴飲暴食などにより腹痛や下痢を起こしたら、生姜湯を飲むことで痛みや不快感が軽減できます。
また、しょうが特有の香りや辛味には食欲増進の効果もありますので、夏バテなどで食欲不振の際に役に立ちます。

風邪の引き初めにはしょうが!

風邪を引くと体内の新陳代謝が鈍り、抵抗力も弱くなります。
しょうがには発汗作用があることで有名ですが、しょうがの辛味成分である「ジンゲロール」や「ジンゲロン」は新陳代謝を活発にして、ホルモンや自律神経などの神経系統を正常にする強力な働きを持っており、風邪のときに生姜湯や生姜酒を飲用することで発汗を促し芯から温める効果があります。
身体を温めることで循環機能を高め、風邪が悪化するのを防ぐことが出来ます。
また、ジンゲロールには強い殺菌効果もあるため、抵抗力の弱くなっている体には強い味方となります。
ジンゲロールは生のしょうがに多く含まれるのですが、すりおろして時間が経つと本来の機能が弱くなってしまいますし、熱いお湯を加えるとショウガオールに変わってしまいます。
そのため、生姜湯は熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯で作ることにより、免疫力を高めるジンゲロールと体を温めてくれるショウガオールの両方の効果が得られます。



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