HOME » サプリメントの成分大学 » にんにく卵黄 » にんにく卵黄とは?
意外に間違っていることも多い、にんにく卵黄の情報。
渋谷DSクリニックの漢方薬剤師 井上和恵先生が、じっくりと解説いたします。
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にんにく卵黄とはどのような食べ物?
にんにく卵黄は南九州地方の“ソウルフード”
にんにくは紀元前にはすでに食品として中国から日本に渡っていたともいわれているようですが、いつ、どのようにして日本に伝わったかは定かではありません。
おそらく中国から九州に上陸し、鹿児島などの食文化に根付いたのではないかといわれています。
食歴の長い食べ物ですが、日本に仏教が広まると同時にあまり食べられなくなったという記述もあります。
なぜなら仏教やヒンドゥー教では、タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、アサツキなど臭いの強いネギ属の植物の消費が禁じられているからです。
いろいろなサイトにも書いてありますが、日本が仏教国となったことと、にんにくを食べることが一般的でなかったことに因果関係があることは明らかです。
また、にんにく特有の強烈な匂いも、当時の日本人には受け入れにくいものだったと推察することもできます。
しかしそんな“にんにく鎖国”な日本にあって、鹿児島、宮崎などの南九州地方だけはまったく異なる食文化が醸成されていきました。
当時、肉を食べたりにんにくを食べたりする習慣があったのは、薩摩や沖縄などの地方に限られていたようです。
まるで漬物のように一般家庭でにんにくに卵黄を入れ練り合わせて、さらに炒って乾燥させて作られた「にんにく卵黄」は、薩摩地方のソウルフードであるといってよいと思います。
現在ではテレビコマーシャルなどの影響もあって「にんにく卵黄」は全国区になりましたが、ルーツをたどれば地域限定の食品だったというわけです。
にんにくの臭いをタンパク質で包み込んだ滋養食
にんにくの臭いの元となるアリシンという酵素を卵黄のタンパク質で包んで臭いを緩和し、保存性を高めたにんにく卵黄ですが、メーカーによってソフトカプセルやハードカプセル、丸薬のような玉状のもの、顆粒タイプとさまざまな種類があります。
臭いが苦手という人には、ソフトカプセルやハードカプセルタイプのものを選ぶとよいでしょう。
抗菌効果や抗老化などさまざまな機能があるとされるアリシンや、細胞膜の構成成分であるリン脂質の一種、レシチンといった栄養素が含まれる滋養食として、子供から高齢者まで幅広い層の人々に愛用されています。
井上和恵先生が、にんにく卵黄の基礎知識、効果効能や摂取量などを詳しく解説いたします。

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