健康管理

甘い、あまぁーいイチゴ。沢山食べると虫歯になるんじゃないかとちょっと心配ですよね。ところが、そんなことはないんです。なぜだか分かりますか?知られていそうで案外知られていないことですが、イチゴには沢山のキシリトールが含まれているからです。
それでは、キシリトールとは、どんなものなのでしょうか。キシリトールは、シラカバやカシを原料にした天然素材の甘味料で、主にフィンランドで生産されています。砂糖と同じような甘さを感じるキシリトールですが、砂糖に較べると25%ローカロリー。しかも、キシリトールは口の中の虫歯の主な原因菌であるミュータンス菌に代謝されないため、菌は酸を作ることが出来なくなってしまいます。ミュータンス菌は菌体内にキシリトールを取り込もうとエネルギーを消費して疲れきってしまい、活動が弱まり減少してしまうのです。また、キシリトールを長期間使用することによって、ミュータンス菌の繁殖を弱めて砂糖からも酸をつくることができないようにすることができます。こういったことから、キシリトールを摂取することが虫歯予防になり、歯垢も防ぐといわれているのです。しかし、キシリトールには摂取しすぎるとお腹が緩くなってしまう欠点もあります。その点にはご注意を。
甘いけど、虫歯予防になるイチゴ。イチゴを食べた後に歯磨きをすれば、口腔ケアはバッチリかもしれませんね。
食べて美味しいイチゴですが、実は体につける外用としても優秀なんです。あの、痛いウオノメを取るのに効果を発揮するのです。イチゴの葉を塩でもんで1日に数回患部に貼ると、5日ほどで忌々しいウオノメが治ってしまいます。
また、肌の汚れや皮脂を落すのにも効果を発揮します。イチゴを数個絞ってコップ1杯の牛乳で溶くと、優しい味のイチゴミルクが出来上がりますが、これをコットンなどに含ませて肌を軽く拭くと肌に良いといわれています。
ただし、これらは脂性肌向け。敏感肌~普通肌の方には刺激が強いので十分注意してください。

最近ではハウス栽培や品種改良、輸入などによって1年を通して楽しめるようになったイチゴですが、露地栽培が多かった30年ほど前までは4月~6月が旬とされていました。現在、イチゴの国内出荷量のピークは12月下旬~4月頃で、ハウス栽培もののピークは1~2月。有名な「とよのか」は12月~3月頃、「女峰」は1~3月頃に最盛期を迎えます。そして、6~10月頃には輸入ものが出まわります。
イチゴの味は品種の違いだけでなく、収穫の時期、天候、土壌や苗の栄養状態などにも大きく左右されます。また、イチゴの甘さは朝の二酸化炭素の濃度にも左右されます。苗木が元気で栄養過剰でないこと、夜の気温が低い時期で晴天が続いていることなど、ある程度の条件が揃わなければ甘くて美味しいイチゴは育たないのです。
イチゴの糖度と酸味のバランス、温度には深い関係があります。イチゴは寒い時期に糖度が高まり、暖かくなってくると酸味が強くなるといわれますが、実は4月頃のイチゴも1月頃のイチゴも、糖度に大きな差はありません。イチゴは高温期になると酸味が増す傾向にあります。そのため、3月頃までの低温期に味わうイチゴは酸味が低く味のバランス的により甘く感じる一方、4月以降のイチゴは甘みが少なく酸っぱく感じてしまうのです。
さて、ここで問題です。
イチゴは果物でしょうか、それとも野菜でしょうか?
答えは「野菜」。同じバラ科の植物のリンゴや桃などは樹木に実をつけますが、イチゴは小型の草木に実をつけます。そのため、イチゴは農学・栽培学上、果樹ではなく「野菜」に分類されます。しかし、消費者に近いところでは「果物」として分類されています。そのため、わかりやすい八百屋や野菜コーナーではなく果物店やフルーツ売り場に並んでいます。
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