身近にある優秀な健康食材-納豆について見てみましょう

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ココが凄い!納豆のヒミツ

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ココが凄い!納豆のヒミツ

意外と多い?! 納豆の種類

「納豆」と一口に言っても、色々な種類があることをご存知でしょうか。一般に「納豆」と言われているのはネバネバの糸引き納豆ですが、大徳寺納豆や浜納豆のような麹菌でつくる塩辛納豆などもあります。

納豆の種類は以下のように分けられます。
アナタはいくつご存知ですか?

糸引き納豆
    
一般的に納豆と言われる糸を引く納豆。納豆菌による発酵。(大粒・中粒・小粒・引き割り・黒豆・つぶ割り・青豆)
塩辛納豆
    
大徳寺納豆、浜納豆もしくは寺納豆といわれる納豆。麹菌による発酵
干し納豆
    
糸引き納豆の加工品の一つ。糸引き納豆に塩、小麦粉もしくは片栗粉をまぶして干した納豆。干す期間の違いで生干し納豆もある。
五斗納豆
    
糸引き納豆に麹、塩、昆布などを入れて発酵させた納豆。五斗入る大樽で仕込んだ、もしくは材料を五斗使ったことから、この名前が付けられた。
納豆加工品
    
油で揚げたドライ納豆。フリーズにしたドライ納豆もある。

納豆の粒に秘められたパワー

納豆100gにどれだけの栄養があるかご存知ですか? 一般的な発泡スチロール容器の納豆が1つあたり約50g。ということは、2パックで以下の栄養を摂れることになります。

     
【納豆100g中に含まれる栄養分】
栄養分 含有量
エネルギー 200cal
タンパク質 糸引き納豆16.5g、引き割り納豆6.6g
脂質 10.0g
食物繊維(水溶性) 糸引き納豆2.3g、引き割り納豆2.0g
食物繊維(不溶性) 糸引き納豆4.4g、引き割り納豆3.9g
ビタミンB1 糸引き納豆0.07mg、引き割り納豆0.14mg
ビタミンB2 糸引き納豆0.56mg、引き割り納豆0.36mg
ビタミンE 糸引き納豆1.2mg、引き割り納豆1.9mg
ビタミンK 糸引き納豆870μg、引き割り納豆1300μg
カルシウム 糸引き納豆90mg、引き割り納豆59mg
マグネシウム 糸引き納豆100mg、引き割り納豆88mg
糸引き納豆3.3mg、引き割り納豆2.6mg
亜鉛 糸引き納豆1.9mg、引き割り納豆1.3mg
カリウム 糸引き納豆660mg、引き割り納豆700mg
リノール酸 53.0mg
大豆イソフラボン 73.5mg
その他 レシチン・セレン・サポニン・ジピコリン酸・ムチン質

糸引き納豆と引き割り納豆は、基本的に含まれる栄養素に違いはありませんが、その量に若干の違いがあります。栄養分の効果について以下にまとめてみました。


ビタミンB1
    
視力の低下を防ぐ。
   
ビタミンB2
    
細胞の再生や成長を促進する。健康な皮膚、髪、爪をつくる。脂質の代謝を促進する。糖質の代謝にも関係している。粘膜を保護する。
   
ビタミンE
    
血流を良くする。細胞に新鮮な酸素や栄養を運び、老廃物を体外に排出する。
   
ビタミンK
    
骨の生成に必要なビタミンで、凝血作用がある。人間の体内で一日の必要量の一部が作られる。
   
カリウム
    
体内のナトリウムを排出する。降圧作用や細胞の再生に効果がある。
   
リノール酸
    
悪玉コレステロール値を下げる。動脈硬化や心臓病を防ぐ。
   
大豆イソフラボン
    
女性ホルモンに似た働きがある。
   
セレン
    
抗がん作用があるといわれているが、まだ詳細までは解明されていない。アメリカでは既にセレンが抗がん剤としてがん患者に投与されている。
   
サポニン
    
血管をしなやかにして、動脈硬化や高血圧などを防ぐ働きがある。
   
ナットウキナーゼ酵素類
    
納豆菌が作り出す酵素にはいくつかの種類があるが、最も有名なのが「ナットウキナーゼ」。血栓を溶かし、心筋梗塞や脳硬塞を防ぐ。血管・心臓・血流の健康に非常に良い効果を発揮する。
   
ジピコリン酸
    
納豆のネバネバした糸の中に含まれる。抗菌作用があり、O-157やコレラ、赤痢、チフスに効果的。
   
ムチン質
    
納豆のネバネバのことで、正式学名はグルタミン酸ポリペプチド。オクラ・山芋の粘りと同じ。細胞の保水性を保つ。肌を潤す。老化の進行を抑制する。胃壁を保護し、胃潰瘍や胃炎を防止する。
納豆にネギを入れるのは何故?
優秀な健康食材

栄養豊富な納豆ですが、決定的な弱点があります。それはビタミンAとビタミンCが含まれていないこと。それを補い、より風味豊かに納豆を味わうために、薬味としてビタミンAとビタミンCを含むネギを入れるというのは、正に先人の知恵といえます。

納豆の保存法

納豆は冷凍にも耐えられるので、たくさん買いすぎた時には冷凍保存がお勧め。納豆菌は、温度が下がり自分が生きていけない環境になると冬眠し、暖かくなるのをじっと待ちます。そして、40℃程度の温度で高湿度な環境を与えてあげると、どんどん細胞分裂を始めます。たった1個の納豆菌でも、24時間後には100兆個を超えるまでに増えるのです。そのため、冷凍した納豆を使って、新しい納豆を作り出すことも可能です。納豆を冷凍保存する場合には、水分が失われないようにラップなどで包んでください。

また、納豆は加熱処理をするとナットウキナーゼが失われてしまいます。納豆菌は熱に強いので加熱をしても残りますが、ナットウキナーゼはタンパク質のため熱に弱く壊れてしまうのです。ナットウキナーゼを摂取したい場合には、加熱処理をしていないものを食べましょう。

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