サプリメントの成分辞典

「杜仲」は、中国西南部原産のトチュウ科の落葉高木です。
その樹皮は中国では古代から滋養強壮の漢方薬として珍重され、日本では医薬品成分に指定されています。
杜仲葉には、ゲニポシド酸やピノレジノールジグリコシドといった配糖体が含まれています。また、樹皮ほどではありませんが、リグンナン化合体も含まれています。
「杜仲茶」は、この杜仲の葉を干して煎じたお茶で、「不老長寿の仙薬」として飲まれてきました。 中国の古典の薬物書『神農本草経』にもあげられています。
日本には、平安時代に高麗人参とともに、漢方では五本の指に入る高貴薬として伝えられました。
杜仲葉の1日目安量は定められておりません。
栄養補助食品として摂取する場合は、製品の表示をお確かめください。
杜仲葉は煎じて飲むのが一般的ですが、クセがあまりないので他のお茶と混ぜたり、暖かい杜仲茶にハチミツをお好みで入れたり、様々な飲み方ができます。
無農薬栽培が可能な杜仲の木ですが、「杜仲」の葉や芽、樹皮には"グッタペルカ"という銀白色のゴム質のものがあり、害虫が付かないのはこのためと言われ ています。かつての日本軍は、これを軍需機器に使おうと考えたこともあったそうです。中国ではゴムのような性質を利用して外科手術用の糸が作られたりして いるそうです。また歯科用セメントになる成分でもあります。
カリウムが含まれていますので、医師からカリウムの摂取制限を受けている方は過剰摂取に注意してください。