サプリメントの成分辞典

ゴマ科の一年生草木でアフリカのサバンナ地帯が原産地で、2~3cmの長方形をした果実の中に多数できる種子を食用としています。シルクロ-ドを経由してペルシャ人により中国に伝来し日本に伝えられました。
ゴマにはカルシウムや鉄分などのミネラルが豊富に含まれ、骨を頑強にし、貧血の予防にもよいとされています。
一般的に不飽和脂肪酸は空気に触れると酸化しやすく、過酸化脂質という有害物質に変化すると言われていますが、ゴマ油はこのような変化が起きにくいと言わ れています。これはゴマに含まれているビタミンEやリグナンなどが抗酸化物質として働いていると言われています。
ゴマに含まれる「ゴマリグナン」を形成するリグナン類の物質として、セサミン、セサミノール、セサモール、セサモリノールなどがあります。
ゴマ1日の摂取量は決められていませんが、目安量は目安は10g~30gぐらいとなっています。
ゴマの殻は食物繊維でできていて非常に固く消化しにくく、また、粒が小さいため噛み砕きにくいので、すりごまか切りごまにして食べると栄養の吸収もよくなります。
一般的に白ゴマのほうが油脂含量が多く、リグナン量(セサミン)も多いとされていますが、黒ゴマの果皮に含まれるアントシアニンにも抗酸化作用が認められています。栄養価ではいずれも大きな違いはないので、好みや料理で使い分けましょう。
縄文時代の遺跡からゴマが出土するなど、日本人には古くからなじみがあった食物です。
ゴマの色は白、黒、茶、金、緑があり、白はごま油の原料に、黒ゴマは独特の香気があり、ゴマ和えやごま塩に、金ゴマは特に香気が強く、懐石料理などに用いられています。