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健康管理

「メタボリックシンドローム」をご存知ですか?あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
ここでは「メタボリックシンドローム」をわかりやすく解説していきましょう。
「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」などは生活習慣病として非常に有名な病気です。
これらの生活習慣病が複数重なると動脈硬化が進行し、最悪の場合、動脈硬化性疾患である「心筋梗塞」「脳梗塞」を起こし生命の危機にさらされます。
これらの疾患はそれぞれが独立した別の病気ではなく、肥満-特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)-が原因であると考えられています。内臓脂肪蓄積により、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、治療の対象として考えられるようになってきました。メタボリックシンドロームは、肥満により、生活習慣病などの病気を引き起こしやすくなった状態なのです。

日本での調査によると生活習慣病の徴候である肥満・高血圧・高血糖・中性脂肪血症・高コレステロール血症のなかで、軽症でも2つに該当する人は心筋梗塞の発症リスクが10倍になるそうです。 また3つ以上の人はリスクが30倍以上になります。肥満・高血圧・高血糖・中性脂肪血症・高コレステロール血症の程度が軽いからといって安心することは危険です。

メタボリックシンドロームを認識することによって、生活習慣病の徴候が現れた時点で、適切に対処することができるようになりました。
生活習慣病は発病すると、さまざまな合併症を併発する深刻な病気です。特に高血圧はSilent Killer(沈黙の殺し屋)と呼ばれているほどです。また自覚症状があまりないため、進行した状態で初めて認識することも多いのが生活習慣病です。メタボリックシンドローム、この状態のときに治療を始め生活習慣病を防ぎたいですね。
生活習慣病によって進行する動脈硬化性疾患(心筋梗塞及び脳梗塞)を未然に防止するために、「メタボリックシンドローム」 という考えが誕生しました。
動脈硬化性疾患は、がんに次いで日本で多い死亡原因。心筋梗塞及び脳梗塞を発症すると 重篤な事態に陥り、死に至ることもあります。動脈硬化性疾患は壮年期に発症することが多く、 後遺症も深刻です。働き盛りの家族が動脈硬化性疾患に倒れることのダメージは計り知れません。この動脈硬化性疾患を前段階で治療するために、メタボリック シンドロームという概念が誕生したのです。