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■【今日の話】やけど注意報、発令!
■【更新情報】世界一ホットな健康情報
■【編集後記】唐鎌さんちの事件簿・・・ふとん乾燥機事件
ストーブやヒーター、湯たんぽなどが恋しい季節になってきました。
この時期から寒さが消える春先までに多い身近なケガそれが「やけど(火傷)」です。
今回は、誰もが一度は経験のある「やけど」についてお伝えいたします。
■医学的には「熱傷」と呼ばれるやけど
ご存知の通り、熱による皮膚や粘膜の損傷を言います。
やけどは医学的には「熱傷」と呼ばれています。
<赤ちゃん・子どもに多いやけどの原因>
子どもは好奇心旺盛なためにやけどをしてしまうことが多いようです。
やけどをしないように、大人が気を付けることが必要です。
・ポットのお湯をこぼす
・魚焼きグリルをいじる(覗く)
・カップラーメン、味噌汁などをこぼす
・電気釜の蒸気の吹き出し口に手をあてる
・置きっぱなしのアイロン
・お風呂に落ちた
<おとなに多いやけどの原因>
事故などは別にして、原因のほとんどが不注意によるものです。
糖尿病を患っている方の場合は健康な人より酷いやけどになることが多く、完治に時間がかかります。
・湯たんぽ、カイロなどに長時間接する
・天ぷら油がはねた
・海水浴などの日焼け
・バーベキューの着火剤
■1度~3度まであるやけど・・・度合いで処置が違う
やけどには3つの深さがあり、それぞれ手当ても変わります。
<1度のやけど>
表皮(皮膚表面)のやけどで軽症です。過度な日焼け、熱いお湯などが原因です。皮膚が赤くなりヒリヒリしますが2~3日で治り、跡に残ることはほとんどありません。この深さのやけどなら特に手当はしなくても大丈夫。医師にかからなくても問題はありません。
<2度のやけど>
表皮の下の真皮まで傷つき、水疱(水ぶくれ)ができ激しい痛みがあります。原因のナンバーワンは熱湯。浅い2度のやけどなら2週間ぐらいで治り跡も残りませんが、深い2度のやけどだと水泡の下のほうが白っぽくなりジクジクしていて完治までに1ヶ月程度かかる上、傷跡が残ることも多いようです。傷の深い場合や範囲が広い場合は専門医に見せましょう。
<3度のやけど>
火災・爆発などの事故や加熱した金属との接触により起こる重度のやけどです。表皮と真皮だけでなく、その下の皮下組織や筋肉までダメージを受けていて、皮膚の表面が乾いて白くなったり、黒こげになったりします。傷みは激痛というよりもしびれた感覚に近く、治癒するまでに数ヶ月を要します。また、専門医の治療を受け皮膚の移植手術をしないとひどい傷跡が残ってしまいます。3度のやけどは命にかかわることもあるので、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
■間違いだらけの応急処置!
「やけどにはアロエがいい」などという民間療法をいまだに信じている人も少なくありませんが、これは大間違い。まことしやかに伝わる民間療法のせいで傷跡が残ってしまったという人も少なくありません。安易な処置を行うと細菌感染が起きることもあります。
また、医師の診察治療を受けるまでは軟膏や油などを自分の判断で一切つけないようにすることも大切です。勝手な自分の判断で油薬などをつけてしまうと、そのあとの治療に差し障りが出てしまうこともあるからです。
<こんなこと、していませんか?>
・みそやしょうゆをつける
・油をぬる
・じゃがいものすりおろしをつける
・アロエをつける
■まずは冷やす・・・氷水じゃダメ!冷やすときには流水で。
やけどの応急処置の基本は、患部をすぐに冷やすこと。患部を冷やすことでやけどの進行を止めるだけでなく、痛みも押さえることができます。
しかし、「とにかく冷やせばいい」と氷水に患部をつけて安心していませんか?実はこれも間違い。冷たい氷水とやけどをした皮膚の間にぬるい水の層ができてしまって、肝心の患部を冷やすことが出来ません。やけどの時には患部に水をかけるのが正解。水道水を流しっぱなしにして流水で冷やすことで細菌感染も防ぎます。ただし水膨れを潰さないように水圧には気をつけて。氷水を使う場合には、容器の中に水流を作ってぬるい水の層をできるだけ作らないように心がけましょう。
■衣服は無理に脱がない!
あわてて衣服を脱ぐと熱の作用が持続してより深いやけどになったり、水疱(水膨れ)が破れて痛みが強くなったりして、余計にひどくなってしまうことがあります。特に赤ちゃんや子どもの場合は衣服の外のやけどに目をとられてしまって、衣服の下にもっと広いやけどをしているのを見逃してしまいがちですので注意が必要です。
靴下や服を着たままやけどをしてしまった場合は衣服の上から水などをかけて患部を冷やし、患部が十分に冷えてから衣服を脱ぎます。このとき、はさみなどでそっと切り開いて脱衣します。しかし、皮膚と衣服がくっついてしまっているときは無理にはがさず、そのまま医師に診てもらいましょう。
やけどをするとその部位がはれてくるので、装飾品である指輪や時計などはできるだけ早めにとるようにします。
■冷やす時間ってどのくらい?
体のどの部分なのか、年齢が何歳なのかなどで違ってくるので一概にはいえませんが、15分~30分くらいをひとつの目安として、痛みがなくなるまで冷やします。指先や脚のやけどなどの場合は1時間くらい冷やすことが症状を軽くする上で効果的です。
■広範囲のやけどのときは?・・・・冷やしすぎに注意!
背中の日焼けなどのように広範囲のやけどの場合には、患部を清潔なタオルやシーツなどでおおって水をかけたり、水に浸した清潔なタオルやシーツなどで患部を冷やしたりします。
ここで注意したいのが「冷やしすぎ」です。広い範囲のやけどを冷やすと急激に体温が下がり、循環状態に影響を及ぼすことがあります。子どもの広範囲のやけどの場合は特に気を付けましょう。また、冬の時期は患部以外のところは冷えないように、毛布や衣服をかけ、冷えすぎを防ぎましょう。
■じんわり「低温やけど」に注意!
炎や湯気のないものだとつい油断してしまいます。しかし、比較的低い温度(40~55℃くらい)でも持続的に皮膚が加熱されると、気づかないうちにやけどになってしまいます。これが低温やけど(低温熱傷)です。
原因は電気カーペット、温風ファンヒーター、あんか、カイロ(使い捨てを含む)など暖房器具によるものが多く、寒くなるこれからの時期に特に注意が必要です。
皮膚が薄い子供やお年寄りに多いのですが、一般成人にもよく見られます。暖房器具を消し忘れてそのまま熟睡してしまったために低温やけどを負ってしまったというケースも少なくありません。就寝時に暖房器具を使う場合にはタイマーをセットするなどの工夫をしましょう。
低温やけどをしてしまったら、水で冷やしても意味がありません。一見すると軽症に見えても、じんわりとできたやけどのため深く損傷していることが多く、完治までに時間がかかります。早めに専門医の治療を受けることが重要です。
■やけどの傷跡にできものが・・・皮膚がんの疑いが?!
やけどの傷跡がどのようになるかはやけどの深さ、治療法、さらには体質にも関係があると考えられています。やけどの傷跡が気になる場合には専門医に診てもらいましょう。また、長い時間たった傷跡にできものや潰瘍ができてしまったら、皮膚がんなどの悪性腫瘍である疑いがありますので、すぐに皮膚科医に相談してください。
■捨てないで良かった!・・・保冷剤が大活躍
洋菓子や生ものを購入した際についてくる保冷剤。捨ててしまう方もいらっしゃると思いますが、これがやけどの時に重宝します。保冷剤は氷のように溶けて水浸しになることがありませんので、患部を冷やしたまま病院に向かうのに好都合です。保冷剤で患部を冷やす際はガーゼに巻き、直接皮膚に触れないようにしましょう。
さて、いかがでしたか?
「そんなの当たり前じゃん!」そんな声が聞こえてきそうですね。
しかし、その思い込みが的確な判断を狂わせる場合もあるものです。
酷いやけどを負うと、その思い出だけでなくやけどの傷跡まで残ってしまいます。そんなことがないように、日頃からやけどをしないように心がけたいものです。
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今の子ども部屋にはごく当たり前のように冷暖房がありますが、私が幼少時代を過ごした部屋にはそんな豪華なものは一切ありませんでした。
夏は風鈴の音を聞いて涼むしかなく、冬になると部屋にいても息が白くなるのが当たり前で、寒けりゃはんてんかセーターでも着てろと親に言われたものです。
子どもの私にとって冬の子ども部屋は地獄のようでした。
起きてても寒い、寝るときはひえひえのお布団。
大人の部屋には布団乾燥機という画期的なものがあるというのに、子どもの私にそれを使う権利はありませんでした。
布団乾燥機を貸せとどれだけ抗議をしても、「子どもは風の子、元気な子」「ガキには必要ナシ」とまぁ、まるで聞き入れてくれないわけです。
そんなことはありませんって。子どもだって寒いんですって・・・。
でもね、どれだけ言っても母にはまるで伝わりませんでした。
ご飯を食べないというストライキに出ても、食べるのが大好きな私じゃ長続きはしません。かといって、「テストで100点とったら・・・」なんて言ってしまって100点を取らなきゃいけなくなるのも面倒。
・・・じゃ、どうする?
私は実に子供らしく「ちょっと拝借する」という手段に出ました。
しかし、これには3つのミッションをクリアする必要がありました。
1コ目は、母の部屋にある布団乾燥機を持ち出すこと。
2コ目は、布団乾燥機で自分の布団を暖めること。
3コ目は、母に気付かれないように元に戻すこと。
ちびっこのアホな頭をフル回転させ、私はシュミレーションを繰り返しました。そして、実行の時を迎えたのです。
ある日の深夜。
母が寝ている部屋にこそっと忍び込み、音を立てないように細心の注意をはらいながら、押入れにある布団乾燥機を持ち出すことに成功!
布団乾燥機を持ち出すというファーストミッションを無事クリアしたことに、私はひとり子供部屋で酔っておりました。
そしてドキドキが治まってきた頃に、メインでありセカンドミッションである「お布団の暖め」に挑みました。
布団乾燥機には全体を暖めるための袋状のシートが付属品としてありましたが、そんなものを広げてしまってはダメ。たたみ方で私が使ったことがバレてしまいます。だから、私は布団乾燥機ごと布団の中に入れてしまうことにしました。
当時の布団乾燥機は今のものとは違い、すんごい音を出していたんですね。
ですから、この音が漏れないようにするための工夫も必要だったんです。
「シートを広げないで済む上に防音対策もできる!」
この方法はなかなかだと、しばし自己陶酔。
「ぶぉ~~~ん」
布団乾燥機に繋がる黄色いホースから暖かい空気が流れてきました。
ドライヤーのような熱い空気ではなく、ちょっと生ぬるくてふわふわしたような風が私の足元に広がりました。そして、それまでの体の緊張が一気にほぐれるのを感じました。私は、セカンドミッションをやり遂げた充実感とほかほかになっていく布団の心地よさに浸っていました。
「ちょっと、なにしてんの!」
母の声がして、私はハッとしました。
そうです、やっちゃったんですよ・・・。ファイナルミッションをクリアする前に熟睡してしまったんです。自分が眠ってしまうことを想定していなかったんですねー。何度も何度も行ったシュミレーションはまったくの無意味でした。
朝食の前に「げんこつ」という爆弾を母に落され、私は泣きながらパンをかじる羽目に。そのうえ、足には低温やけどを負う始末。
低温やけどの傷跡は未だに少し残っていて、それを見るたびにバカな子ども時代の記憶が蘇ります。そしてそこには、万一私に子どもが生まれたら同じことをしやしないかと、心配すべきことは沢山あるのに心配しなくていいことで不安になる三十路の私がいるのでした。
(低温やけどは痛いです@唐鎌)
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2006/11/21 120号
■発行元:株式会社平成健康物語
■運営:サプリメント・クチコミ・ランキング運営委員会
※掲載内容は配信済みメールマガジンからの抜粋になります。
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