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レッスン22:幼児期の食育推進計画!(2) ~穀物・肉・魚・豆~

レッスン22:コンテンツ一覧

  1. 健康的な体作りは食材の選別から
  2. 様々な穀類を使い分けよう
  3. 大事なたんぱく質源!肉・魚・豆

健康的な体作りは食材の選別から

健康的な体作りは食材の選別から

今回のレッスン22からレッスン24の3回に渡り、幼児のためにどんな食材を選び、どのように調理すればいいのか、どのように食卓に出していくか、そのポイントを食品のカテゴリーごとに紹介していきます。スーパーで食材を選ぶ時に役立つ情報ばかりです。食品それぞれの働きや特徴をつかんで、子供の健康的な体作りに活かしていきましょうね。


様々な穀類を使い分けよう


米には玄米からの糖層の除去程度によって、玄米、胚芽精米、精白米などの種類があります。玄米には白米と比較してより高い栄養価があり、たんぱく質、食物繊維、亜鉛、葉酸、ならびにビタミンEの含有量も豊富です。刻んだ野菜や鶏肉、または魚のほぐし身をご飯に加えてみるとよいでしょう。野菜嫌いの子供には、おろし金でおろし、ピューレ状のものを混ぜるのがおすすめです。

パスタ

種類や色合いを増やすためにはパスタを利用すると簡単です。オーソドックスな小麦が原料のパスタに加え、ホウレン草やトマトを練りこんだパスタもあります。子供が色を覚えるきっかけにもなります。思いついた野菜をおろし金ですって、パスタのソースとして加えるのもよいでしょう。

ソバ

たんぱく質が良質で、ビタミンB1も穀類の中ではトップクラスです。その他にも、ルチンと呼ばれるフラボノイドが豊富です。短めに切れば十分に食べられますし、そば粉を使ったパンケーキもおすすめです。

アマランス

小さな粒の中にたんぱく質、鉄分、カルシウムがぎっちり詰まっています。米のようにたくこともできますが、水を入れないフランパンでポップコーンのように焼いてはじけさせることもできます。炒った実はシリアルや焼き菓子に加えたり、他の穀物に混ぜて調理することもできます。

キノア

あらゆる穀物のなかで、非常に高いたんぱく質の含有量を誇ります。火の通りも早いので、ピラフなどにすると使いやすい食材です。

小麦

できる限り「ホールグレイン(全粒穀物)」を選びましょう。ホールグレインとは、加工度が低い、ほとんど自然のままの穀物のことです。日常で広く食べられている穀物は、多くが精製されており、その工程で食物繊維、ビタミン、ミネラル、鉄分、マグネシウムなどの体に良い成分が多く失われてしまっています。精製した小麦粉は全粒の小麦粉と比べると、外側の栄養分の高い層をそぎ落としてしまうので、栄養成分が20%以上も少ないそうです。ですから、パンを選ぶ時は100%全粒小麦使用のパンにするよう気をつけてみましょう。

子供が食べやすいように工夫を

シリアル

ラベルを良くチェックしてください。糖分が多すぎることはありませんか?化学保存料を使用してはいませんか?シリアルの利点はビタミンやミネラルが手軽にたっぷりと摂取できる点です。より健康によいものを見つけてあげましょう。


大事なたんぱく質源!肉・魚・豆

最後に、この時期の赤ちゃんによくみられる困った行動について取り上げておきましょう。それは、「どうして多くの赤ん坊は食べ物を投げたり落としたりするのか?」ということです。

良質なたんぱく質の摂取源となる肉類は、脂肪の少なめなものを中心とし、赤みの肉よりも鶏肉などの肉を多用しましょう。幼児の多くがステーキのような赤みの肉を嫌うのは、幼児の歯にとって硬すぎて噛み切れないからです。ホットドッグ・ソーセージなどの加工食品の多用は控えましょう。これは、硝酸塩が含まれている可能性があるからです。
⇒おさらいキーワード!
レッスン2の第2段落『見過ごせない環境汚染問題』で硝酸塩について説明しています。

肉類と同様、良質なたんぱく質が豊富であり、良質な脂肪分も含んでいます。子供には骨を取りのぞいてから食卓に出すように注意が必要。サケ・カツオなど、3-n系必須脂肪酸が多く含まれている種類を試してみましょう。
大事なたんぱく質源 ⇒おさらいキーワード!
レッスン6『子どもの脳を作る「脂肪」』で脂肪酸について説明しています。

「畑の肉」といわれるように、良質なたんぱく質がふくまれています。特に大豆はたんぱく質以外にも食物繊維・イソフラボン・リノール酸やオレイン酸といった栄養素がぎゅっと入っています。スープ料理に使うと手軽にたっぷりの豆が摂取できます。



本日のおさらい

  • その1:食品それぞれの特徴を知って子供の健康的な体作りに役立てよう!
  • その2:穀類はビタミン・ミネラルが豊富な物を選んで上手に使い分けよう!
  • その3:たんぱく質源となる肉・魚・豆類をバランスよく料理に活用しよう!

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