とにかく何でも口に入れたがるこの時期の赤ちゃんたち。お母さんが目を離した隙にのどに詰まる恐れがあるような硬い食べ物を口にしてしまったり、周りにいた年上の子供が不適切な食べ物を与えたりといった危険が考えられます。
ですから、食事中はなるべく赤ちゃんを独りにしないようにしましょう。
もしかしたら、育児に疲れを感じていて、ずっと目を離してはいけないなんて無理!と苦痛に思うこともあるかもしれません。
そんな時は無理せずに誰かに頼ってみてはいかがでしょうか。
成長していくのは赤ちゃんだけではありません。親も赤ちゃんと一緒に親として成長しているところです。そのことを忘れずに、自分と赤ちゃんが共に成長していく姿を楽しむくらいの気持ちがあるといいですね。
離乳期後期におさえておくポイントをまとめましたので、参考にしてみて下さい。
味と香りの慣れにおいて、沢山の新しい食べ物に挑戦することが大切です。あなた自身がこの機会に新しい野菜や果物にチャレンジしてみるのも、食育を楽しんで行う1つの方法といえます。
食事毎の選択肢は2つか3つに絞ります。そしてもしあなたの赤ちゃんが、用意された食品をすべて拒否したとしても、それに負けてわざわざバイキングのように色々と赤ちゃんが好む食べ物を出して選択肢を広げる必要はありません。最後に、この時期の赤ちゃんによくみられる困った行動について取り上げておきましょう。それは、「どうして多くの赤ん坊は食べ物を投げたり落としたりするのか?」ということです。
その答えを知るために、次の3つのヒントを検討してみてください。このヒントを基に考えると、あなたを悩ませていた赤ちゃんの原因不明の行動を別の角度から理解できるかもしれませんよ。
ものを落として、それが自分の目の前から消えてしまうことが面白くて仕方ないのでしょう。そして、この行動を通して「物体の永続性」を学んでいるのです。「物体の永続性」とはすなわち、物は目の前から消えてもなお存続することです。
たまに一口分の食べ物を放るくらいならば無視しておきましょう。あまり大げさに反応しないように気をつけてみてください
注意深く観察していると、満腹になったころに残っている食べ物や皿をテーブルから放り投げていることがあります。これは赤ちゃんの食事終了合図だと受け取り、冷静に皿を机から取り上げてあなたも食事終了の宣言をしましょう
医学顧問委員会の委員長として、栄養補助食品会社であるUSANA、Health Sciences社及びサーブのスポークスマンとしてアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド及び日本各地で、医師、保険専門家はもとより、子どもたちの両親をも対象にして、子ども栄養学に関しての講義をして廻る。
著書に『How to Get Kids to Eat Great & Love It!』
平成10年昭和大学医学部卒業。大学病院勤務を中心に、千葉県こども病院未熟児新生児科でこども専門医療に従事、町田市民病院小児科などで地域医療にも関わる。2001年から沖縄県石垣島の県立八重山病院で離島医療に携わる。2002年、アレルギーの専門病院である国立病院機構相模原病院の小児・小児アレルギー科へ配属。最先端の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの治療に関わる。子どもにとって何が一番よいのかを常に考えながら、代替医療、統合医療を積極的に取り入れている。
http://www.tama-garden.com/
平成17年立教大学コミュニティ福祉学部卒業。平成19年東京国際大学大学院臨床心理学研究科修士課程卒業。メディカルサプリメント指導士。児童福祉司。食育指導士。プレイセラピーや発達心理学を学び、小学校でスクールカウンセラーとして子どもの心理面のケアを行う一方で、食育・栄養学などの知識も有し、心身両面からの治療および発達支援を研究している。