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サプコミトップ > 健康管理 > 子供食育健康情報 > レッスン19:離乳食で食育実践!(6)~離乳後期 後編~

レッスン19離乳食で食育実践!(6)
~離乳後期 後編~

控えめにした方が良い食品

1歳になるまでのこの時期、赤ちゃんにとって不要な食品や控えめにすべき食材があります。以下にリストを挙げましたので、参考にしてみて下さい。

硝酸塩を含んだ加工食品・着色料や防腐剤を含んだ食品

詳しくは「レッスン2」を参照。

生の蜂蜜

ごくまれにボツリヌス菌が存在する場合があり、乳児ボツリヌス症となる危険があるので一歳になるまで控えたほうが良いでしょう。

ケチャップなど塩分・糖分過多な調味料

一般的なケチャップには砂糖が20%ほど含まれています。

飴・チョコレート・クッキー・ケーキなど

糖分を多く摂りすぎるので乳児の食事には必要とされません。

卵

卵アレルギーの可能性があるので、1歳になるまではできるだけ控えましょう。

※ウッド博士は卵の除去を薦めていますが、この点に関する意見は様々であり訳者は安易な除去はお薦めしていません。


水分補給の練習を行おう

コップを使おう1歳になるまでは調製粉乳や母乳を継続して与えますが、離乳後期になったらコップの使用を時々試みてください。赤ちゃんがコップから飲み物を飲む練習になります。成長とともに、両手で持てるコップから大きな柄があって片手で持てるコップに変えていくと良いでしょう。どうしても中身をこぼしてしまう赤ちゃんには、蓋つきのコップを使用して練習をスタートさせると手間が省けます。

この時期、ミルク以外で赤ちゃんに与える飲み物としては、水・果物や野菜のジュース(手作りが良い)がおすすめです。気をつけたいのは市販のジュース。ジュースは幼い赤ちゃんに対し様々な悪影響を起こしかねません。

【ジュースを与えると赤ちゃんにはどんな影響が出る?】
ジュースを飲んで下痢★多くの赤ちゃんはジュースで下痢になる!
ジュースにはソルビトールや果糖といった糖分が大量に含まれており、これが時に下痢を引き起こします。
★虫歯のもととなる可能性が大きい!
歯が生えはじめる頃からジュースを頻繁に飲んでいると、赤ちゃんの歯はいつも糖分に覆われた状態になってしまう恐れがあります。特に昼寝や就寝前にはジュースを与えないほうが良いでしょう。
★ジュースでお腹いっぱいになり食事に対する食欲がなくなる!ジュースの栄養価は大して高くありません。たとえビタミンを補強したジュースであっても、栄養の供給源としては食べ物のほうが断然優れものです。ジュースでお腹がいっぱいだと、大切な食事からの栄養摂取の機会が減ってしまいます。
ソルビトールとは?
  • ブドウ糖の還元によってできる糖アルコールの一種。梨・リンゴ・プラムなどの果糖類に含まれている。砂糖の約60%の甘味度を持ち、口の中で溶ける時に吸熱反応を起こすためさわやかな清涼感があるので食品添加物として多く用いられている。

赤ちゃんを預けた施設の食事をチェック

スタッフさんにこんな質問をしてみよう

最近では1歳未満の赤ちゃんでも預かってくれる施設が多々あります。預け先で食事を用意してもらえる場合、どんな内容の食事が与えられているのかは気になるところです。安心して赤ちゃんを預けるために、まずは施設のスタッフが赤ちゃんの食事に対してどのような姿勢を持っているのか確認してみるとよいでしょう。スタッフさんに質問

「どんな食事とおやつを与えていますか?」
★果物や野菜を定期的に取り入れているのか?
★親の要望を反映させることは可能か?
★ジャンクフードやお菓子がいつでも容易に食べられるようになっていないか?
「おやつは何時ですか?」
★毎日決まった時間に与えられるのか?
★いつでも好きなときに、欲しがったら与えるような状態になっているのか?
「どんな飲み物を与えていますか?」
★子どもが欲しがった時に水やミルクが与えられる体制なのか?
★ジュースを与えているのか?
「安全問題に適切に対処していますか?」
★喉に詰まりやすい食品は避けてくれているのか?
★扱っている食材の安全性に配慮しているのか?


本日のおさらい

  • その1:避けたほうが良い食品に気をつけて赤ちゃんの食事を作ろう!
  • その2:清涼飲料水は避け、水、ミルク、野菜や果物ジュースをコップで与えよう!
  • その3:保育施設を利用する場合、施設の食事内容が安心できるか確認しておこう!
Dr. Christine Wood
著者:Christine Wood医学博士

医学顧問委員会の委員長として、栄養補助食品会社であるUSANA、Health Sciences社及びサーブのスポークスマンとしてアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド及び日本各地で、医師、保険専門家はもとより、子どもたちの両親をも対象にして、子ども栄養学に関しての講義をして廻る。
著書に『How to Get Kids to Eat Great & Love It!』

杉原桂
監修:多摩ガーデンクリニック 杉原桂 小児科院長

平成10年昭和大学医学部卒業。大学病院勤務を中心に、千葉県こども病院未熟児新生児科でこども専門医療に従事、町田市民病院小児科などで地域医療にも関わる。2001年から沖縄県石垣島の県立八重山病院で離島医療に携わる。2002年、アレルギーの専門病院である国立病院機構相模原病院の小児・小児アレルギー科へ配属。最先端の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの治療に関わる。子どもにとって何が一番よいのかを常に考えながら、代替医療、統合医療を積極的に取り入れている。
http://www.tama-garden.com/

寺井まりこ
編集:寺井まりこ(日本サプリメント評議会)

平成17年立教大学コミュニティ福祉学部卒業。平成19年東京国際大学大学院臨床心理学研究科修士課程卒業。メディカルサプリメント指導士。児童福祉司。食育指導士。プレイセラピーや発達心理学を学び、小学校でスクールカウンセラーとして子どもの心理面のケアを行う一方で、食育・栄養学などの知識も有し、心身両面からの治療および発達支援を研究している。

【参考文献】
  • Christine Wood,M.D.(2002)「How to get Kids To Eat Great and Love It!」Griffin Publishing Group
  • 増尾清(2004)『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法―食材の選び方、下ごし らえ、食べ方の工夫まで』PHP研究所

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