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レッスン14:離乳食で食育実践!(1)~離乳初期~

レッスン14:コンテンツ一覧

  1. 離乳食について正しく理解しよう
  2. 早すぎる固形物導入はNG!
  3. 離乳食を始めてOK!の兆候を見逃さないために…
  4. どんなものから始めればいい?
  5. 離乳初期の離乳食レシピ
  6. 離乳食を食べない赤ちゃんへの対応

離乳食について正しく理解しよう

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母乳あるいは粉ミルクの時期を経て、生後5ヶ月頃からいよいよ離乳が始まります。そろそろ固形物を与えてもいい時期かしら、でもいったいいつから始めればいい?何を与えればいい?どうやって与えればいい?離乳食は特に新米お母さんの頭を悩ませます。そんな風に頭がハテナいっぱいでパンクしてしまわないよう、今回は離乳食に関するあれこれを分かりやすくお伝えしましょう。

    【離乳の定義】

  • 「離乳とは、乳汁栄養から幼児食に移行する過程をいい、乳児の摂食機能は乳汁を吸うことから食物を噛み潰して飲み込むことへと発達し、摂取する食品は量や種類が多くなり、献立や調理の形態が変化していく。また、摂食行動は自立へと向かっていく」
  • 1995年『離乳の基本』(厚生省/現厚生労働省)より引用

早すぎる固形物導入はNG!

生後5ヶ月前後の赤ちゃんの育児に奮闘中の親は、赤ちゃんが固形物を受け入れる用意が出来たかどうか、そのタイミングを見つけなければなりません。一般的には5,6ヶ月頃から導入するよう勧められています。

実は1950年代は生後1,2ヶ月で固形物が与えられていました。ですから、子煩悩のおじいいちゃんおばあちゃんの中には、早いうちから孫に離乳食を勧める人がいるかもしれません。しかし、現代ではそれほど早くから固形物を与えない方が良いことが医学的に明らかにされています。

まず、早すぎる離乳食はアレルギー反応を引き起こす可能性が高まります。
これはレッスン12のおさらいになりますので、忘れてしまった人はもう一度確認して思い出してください。もう1つの懸念は、赤ちゃんが満腹であることを伝える術を身につけていない段階で離乳食を始めてしまうパターンです。未熟な乳児の口にスプーンで食べ物を与えると、いつまで与えればいいのかの見極めが難しく、食べ過ぎの習慣を身につけさせてしまう恐れがあります。

離乳食を始めてOK!の兆候を見逃さないために…

今から挙げる項目は、赤ちゃんが固形物を受け入れる「そぶり」のいくつかです。これらの「そぶり」を参考にして、離乳食開始のタイミングを見計らいましょう。ただし、これらの「そぶり」すべてが赤ちゃんに見られるまで固形物を与えてはいけないわけではありませんので、あまり神経質になるすぎるのも禁物です。

固形物受け入れ態勢が出来た赤ちゃんの「そぶり」

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  • 赤ちゃんが、周りの人の食べる姿をじっと観察していて、口を開けたり、その食べ物に手を伸ばしたりする
  • 自分の口から食べ物を押し出すのに舌を使わない
  • 口を吸うばかりでなく、噛む動作も用いる
  • 頭がぐらぐらせず、数秒間でも腕を立てて前のめりに座っていれるらようになる
  • 物に手を伸ばし、それを口に持っていって噛もうとする
  • 一日に8回ないし10回以上の授乳を受け、授乳の後も不満げである
  • 生後体重が2倍以上になった

どんなものから始めればいい?

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まずは練習もかねて果汁や野菜スープのスープのみから始めます。できるだけ国産で安全・新鮮なものを使用しましょう。スプーンに慣れることを目的とし1さじから与えます。続いておかゆや野菜スープの具をすりつぶしドロドロにしたものを与えるのが一般的です。アメリカの場合、多くの小児科医は米のシリアルを推薦しています。乾燥した米のシリアルを母乳もしくは調製粉乳と混ぜて柔らかくし、スプーンに一杯分を与えることから始めるそうです。

生後半年のこの時期には体内に蓄えられていた鉄分がちょうど枯渇し始める頃です。栄養のバランスを見ながら、鉄分やその他不足しがちなたんぱく質、カルシウムを補給します。様子をみながら徐々に新しい種類の食材を試していくのです。

ここで悩むのは、既成のベビーフードを使うか自分で手作りするかだと思います。既製品は便利で時間をとらないという利点があり、一方手作りには既製品よりも栄養価が高く、食品の選択肢も広がるという長所があります。これに関しては、口をすっぱくして自分で作れとは言いません。時間的余裕や金銭面を踏まえ、あなた自身の考え方に応じて決めるのが一番です。市販のインスタントを選ぶ際には、伝統的な一流ブランドかあるいは有機の離乳食ブランドを選ぶのがよいでしょう。

離乳初期の離乳食レシピ

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離乳食を食べない赤ちゃんへの対応

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初めて固形物を口にした時の赤ちゃんの反応は様々です。スプーンに盛って初めて目の前に差し出されたミルク以外の食べ物に対し、すぐに食べ始める赤ちゃんもいれば、しかめっつらをして拒否するかのような態度を示す赤ちゃんもいます。もしあなたの赤ちゃんが後者の態度をとり、舌で離乳食を押し出したとしてもあわてないで下さい。これは嫌いだからではなく、どうしていいか分からないか、あるいはまったく新しい舌触りに対して反応しているに過ぎません。

離乳食を吐き出してしまう赤ちゃんは、食べ物を舌で後ろへ押し込んだり飲み込んだりするやり方を学ぶ必要がありまず。またスプーンにも慣れる必要があります。無理をして焦る必要はありません。それぞれの赤ちゃんの発達に合わせて根気よく進めていけば問題ありません。

本日のおさらい

  • その1:離乳食開始は生後5ヶ月頃が目安。早すぎるのはNG!
  • その2:赤ちゃんをよく観察し、固形物受け入れ準備OKのサインを発見しよう!
  • その3:食べない赤ちゃんがいても慌てずに赤ちゃんの成熟と順応を待とう!

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