もしあなたが授乳の真最中であるのならば、自分が摂取しているもの全てに注意を払わなくてはなりません。母親が食べたものが母乳となって、直接赤ちゃんの栄養の素になるからです。栄養バランスに気をつけた食事を心がけなければなりません。
また、母親の食事で母乳の味も微妙に変化します。特に、ニンニク・バニラ・ミント・ブルーチーズの風味は伝わりやすい食材です。こうして、母親が食べた様々な食品の風味は赤ちゃんの味覚形成に影響します。母乳で育った乳児は粉ミルク中心で育った乳児よりも、珍しい風味に対する好奇心がより旺盛になります。母乳にだって、おいしい母乳とまずい母乳があることを知っておきましょう。
なお、食事やサプリメントはもちろんのこと、喫煙にも注意が必要です。喫煙によるニコチンを母親が摂取していると、その毒物は母乳を通して赤ちゃんにも伝わるのです。母乳に含まれたニコチンは、赤ちゃんの血液中の酸素の量を減らします。また、母乳の出が悪くなるという事態も起こすのです。このように、母乳に含まれかねないニコチンやその他の毒物を、授乳中にはなんとしてでも避けたいものです。
では、どんな点に気をつければ、赤ちゃんがおいしいと感じる良質な母乳をつくることができるのでしょうか?気をつけたい4つのポイントを挙げました。
母乳を与えているお母さんの食事制限には慎重になる必要があります。産後の体型が心配だからといって無理な産後ダイエットを行うと、赤ちゃんの発達に悪影響が及ぶ危険があります。
例えば、「レッスン6」で赤ちゃんの脳を育てるためには必須脂肪酸が必要なことを学びましたね。産後ダイエットのために低脂肪なものを口にするように心がけているお母さんは特に要注意です!
しかし、母になっても女性である以上体型が気になるのも本音でしょう。ここでは、赤ちゃんを産んだ後も美しいプロポーションを保ちたいという願いをあきらめろといっているわけではありません。もし産後のダイエットを考えているならば、これから挙げるポイントを守って行ってください。そうすれば、赤ちゃんに負担をかけることのない産後ダイエットが実施できます。
母乳授乳の際に消費される特に重要なビタミンとミネラルがあります。これらの栄養素はたとえ産後ダイエットをしたくても抜かさないように気をつけましょう。もし食事だけでは難しいと感じる栄養素があればサプリメントを利用するのも1つの方法です。
医学顧問委員会の委員長として、栄養補助食品会社であるUSANA、Health Sciences社及びサーブのスポークスマンとしてアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド及び日本各地で、医師、保険専門家はもとより、子どもたちの両親をも対象にして、子ども栄養学に関しての講義をして廻る。
著書に『How to Get Kids to Eat Great & Love It!』
平成10年昭和大学医学部卒業。大学病院勤務を中心に、千葉県こども病院未熟児新生児科でこども専門医療に従事、町田市民病院小児科などで地域医療にも関わる。2001年から沖縄県石垣島の県立八重山病院で離島医療に携わる。2002年、アレルギーの専門病院である国立病院機構相模原病院の小児・小児アレルギー科へ配属。最先端の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの治療に関わる。子どもにとって何が一番よいのかを常に考えながら、代替医療、統合医療を積極的に取り入れている。
http://www.tama-garden.com/
平成17年立教大学コミュニティ福祉学部卒業。平成19年東京国際大学大学院臨床心理学研究科修士課程卒業。メディカルサプリメント指導士。児童福祉司。食育指導士。プレイセラピーや発達心理学を学び、小学校でスクールカウンセラーとして子どもの心理面のケアを行う一方で、食育・栄養学などの知識も有し、心身両面からの治療および発達支援を研究している。