健康管理


小泉:作家になったきっかけを教えて下さい。
米山さん:看護雑誌のエッセイ連載がきっかけ。エッセイを書いて2年後に単行本になった。その後、友人の病院に置いてあった本を出版社の人が見て、医療ミステリーの依頼がきた。
別に小説が書きたかったわけではないんだけどね。だって、小説でデビューするって難しいから。なのにいきなり3冊出したんだよ(笑)
小泉:どうしていきなり小説が書けたんですか?練習とかしたんですか?
米山さん:練習なんてしてないよ(笑)書きながら勉強した感じ。
小泉:もともと、本を読むのが好きだったんですか?
米山さん:好きだね。高校生の時は文学をよく読んでた。医者になってから読んでないけど、医療ミステリーになるようなアイディアはいろいろあった。
小説を3冊出して1冊目がドラマ化されたの、真田広之さん主演でね。でも、その時は放映されなかった。
小泉:お蔵入りってことですか?
米山さん:そう。たぶん難しすぎたんだと思う。
金曜日のフジテレビ21時代って比較的中年の女性がターゲットだから「温泉旅館・・・」とか解りやすいのが多いんだよ。
小泉:確かにそうですね(笑)
米山さん:だから、シリアスな医療の話は合わなかったんだと思う。それが放映されればシリーズであと2冊出すはずだったから、流行小説作家になれたかもしれない(笑)
結局、その後小説はあんまり売れなくて、、、。そのうち医学実用書を出したら売れてね、脳の内容がうまく当たった感じ。

小泉:全部で何冊書いてるんですか?
米山さん:監修も含めると160冊かな。今、幼児向けも監修してるよ。
小泉:1冊にどのくらい時間がかかるんですか?
米山さん:集中できれば1冊(原稿用紙250枚分)1週間かな。1日に約30枚だね。そうそう、3年ぶりに小説やるの。
小泉:医療ミステリーですか?
米山さん:恋愛もの(笑)
小泉:えー恋愛ですか!? 楽しみにしてます。
小泉:健康法についてお聞きしたいのですが、サプリメントは摂っていますか?
米山さん:サプリメントは飲んでないよ。だから、この対談受けていいのかなぁって思った(笑)
小泉:じゃあ、食べ物に気を使ってるんですか?
米山さん:気は使ってないね、何でもよく食べるし。
緑黄色野菜は食べるようにしてる。認知症予防にいいってデータがあるから。
小泉:運動はしてますか?
米山さん:パーソナルトレーナーをつけてる。自宅に来てくれてストレッチ(腹筋など)を教えてもらってるんだけど、筋肉の使い方が勉強になる。
あとは自転車で行けるところは行くようにしてる。この時期は乗らないけど。
小泉:そうですよね、初めてお会いしたとき、ここ(事務所)まで自転車で来られましたもんね。驚きました(笑)

米山さん:ここは近いからね。
脳の活性化のためにしてることはあるよ。
小泉:なんですか?
米山さん:新しいものを買うこと。
小泉:あ、『買いたい新書(先生のHPにあるコンテンツ。先生が自腹を切って買い、評価をしています。)』ですね。最近買って、良かったものと悪かったもの教えて下さい。
米山さん:良かったのは、ビデオが見れるipodかな。
悪かったのは、携帯と連動する腕時計。携帯がなると腕時計が振動するの。腕時計としての機能があまりにも貧弱で、ボタンを押さないと時間が見れない・・・。そんな面倒くさい時計しないでしょ(苦笑)
好きなことをするのがアンチエイジングだと思ってる。まぁ、普通は好きなことを出来る環境を作るのが難しいけどね・・・。
小泉:そうですよね。最後に、今後のご予定を教えて下さい。
米山さん:講演会がいっぱいある。講演依頼は基本的に断らないの。社会的意義もあるから、聞いてくれる人がいる限りは続けたいと思ってる。
米山先生とお話をしていていつも思うのですが、とにかく「若い!」
今年、54歳には思えません(年齢公表していいのかな・・・)
好きなことをするのが「アンチエイジング」とおしゃってましたが、
身をもって証明してます。
さてさてお話の最後にあった講演会ですが、毎月どこかしらで行われていますので是非足を運んでみて下さい。
先生の若さの秘密が知れるかもしれませんよ~☆
詳しい講演会日程は、先生のHP(http://yoneyone.com/ )に載っています。
米山公啓(よねやまきみひろ) 医学博士・作家

ホームページ http://yoneyone.com/
専門は神経内科。1978年聖マリアンナ医科大学卒業。
1998年聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を辞して、本格的な作家活動を開始。
【主な著書】 (2006年5月現在)
* 医学ミステリー:『エア・ホスピタル』(講談社)、『記憶ーメモリーズ』(徳間書店)、『神の昏き密室』(幻冬舎)、『ロックド・イン症候群』(学陽書房、幻冬舎文庫)(フジテレビドラマ化)、『臓器提供者ドナー』『隠された病歴』『マリグナントー悪性』(双葉社)、『沈黙野』(講談社)、『誤診』(小学館)
* スーパーギャグ医療小説 『多摩の台病院ものがたり』(双葉文庫)
* 医学実用書:『病気がクスリになる生き方』(青春出版プレイブックス)、『そのボケは治せます』(法研)『勝手に訪問 大学病院の選び方 東京編』(幻冬舎文庫)『健康という病』(集英社新書)
* エッセイ:『医者の個人生活366日』、『医者の健診初体験』(集英社文庫)、『変わろうとしない医者たち』(大和書房)、『健康病の治し方』(徳間文庫)『医者がぼけた母親を介護するとき』(講談社)、『神経内科へ来る人びと』(ちくま文庫)など