健康管理

日本人に多い病気 > 脳出血(のうしゅっけつ)
長時間の高血圧状態により、脳内の動脈に強い圧力がかけられた結果、血管がもろくなり破れて出血することを「脳内出血」と呼び、もうひとつ、脳の表面にある血管が破裂して、脳を覆っている柔らかい膜(クモ膜)の下に出血が広がった状態のことを「クモ膜下出血」と言います。これらの総称が「脳出血」です。このように、脳内の血管や中枢神経が障害を受けると、突然手足が動かなくなったり意識がなくなったりする発作、つまり「脳卒中」を引き起こします。心臓病・がんとならぶ代表的な生活習慣病のひとつです。
「クモ膜下出血」は、脳の表面を走る動脈にできたこぶが破裂して起こります。「脳内出血」も脳内の動脈に強い圧力がかけられ、破れてしまうのが原因です。根本的には高血圧の体質であることが影響しています。
症状は出血した部位により異なりますが、出血によって脳内の圧力が高まるため頭痛や吐き気が見られ、時間の経過とともに半身が麻痺したり、意識がもうろうとすたりします。
また、クモ膜下出血の場合は、前触れなしに突然激しい頭痛が起こります。嘔吐、痙攣が見られることもあります。そのままにしておくと、時間とともに後頭部から首の後ろが痛んで硬くなり、首が曲がらなくなり硬直してきます。出血が起こるのが脳の表面であるため、発作時に手足の麻痺が起こることは少ないものの、時には言語障害や半身麻痺を引き起こします。
いつもと違う頭痛を感じたときは注意が必要です。繰り返し頭痛が続くなどの兆候がある場合は、いつでも医療機関と連絡がとれるような体制をつくっておくことが必要です。