健康管理

日本人に多い病気 > 高血圧(こうけつあつ)
私たちの体の細胞は、心臓から送り出される血液から酸素と栄養を受け取り、それをエネルギー源としています。血液は心臓の心筋が緩んだときに心臓に流れ込み、心筋が縮んだときに全身に送り出されます。血圧とは、血液が流れるとき血管にかかる圧力のことです。「高血圧」とは、この動脈にかかる圧力が必要以上に高いことです。
日本高血圧学会では、最高血圧130 mmHg未満かつ最低血圧85mmHg 以上を正常血圧と定義しています。「健康日本21」の報告によると、日本における最高血圧の平均値が1mmHg下がると、脳卒中死亡率は32%減少すると予測できるというので驚きです。
血圧記録表ダウンロードほとんどの場合は、発症の原因をはっきりと特定することができない本態性高血圧です。遺伝的素因と生活環境が複雑に絡み合って発症すると考えられていますが、詳しいことは分かっていません。
しかし、血圧を上げる原因として分かっていることもあります。高血圧の大敵は塩分の取りすぎです。1日7g以上摂取している人は要注意です。また、太りすぎも血圧を上げる原因になりますので、減量をこころがけましょう。そのほかにも、ストレス、運動不足、過度の飲酒、喫煙なども影響を与えていると言われています。
高血圧になると、血管壁が傷つきやすくなり、そこからコレステロールなどがしみ込んで動脈硬化を促進してしまいます。そして、硬くてもろくなった所に高い圧力がかかれば、血管が破れやすくなり、脳卒中などを引き起こす原因になるのです。また、心臓・腎臓にも必要以上に負担をかけ、心不全や腎不全を引き起こす原因になりかねません。
高血圧が怖いのは、こうした命に関わる病気を併発するからです。